ネットで半割大根の漬物のレシピを見かけたんで作った。
西利の半割大根のあっさり漬けが好きで、10年以上前からちょいちょい買ってるが、売ってるとこが限られてるんで、コロナ禍の中、なかなか買いに行く機会が無い。近所のスーパーには美味いのがあんま無くて、ようやく見つけた美味いのは、ちょいちょい品切れしてるんで在庫次第。自分で作るという発想は無かった。そうか自分で作るっていう手があったか。
大根を買いに行ったら、葉を落としたいつも見る大根と、地元産の葉付きのデカいのがあり、ググると細かく切ってごま油で炒めるレシピが美味そうだったんで、葉付きを購入。
まずは葉を落として1本ずつバラシて水で洗い、0.5㎜幅で適当に切る。ごま油で炒めてしんなりしたら、しょう油と、白ごまらしいが無かったんでミックスペッパー。野趣味。
漬け液は大量の砂糖に酢と塩。ちょっとビビッて砂糖の量を減らす。煮立てて砂糖を溶かすとあったが、いつまでもジャリジャリで溶け切らず、やたら粘度の高いのが出来上がる。一抹の不安を感じながら、大根1/2本分を半分に切って、めんどくさいんで皮はむかず、半割にしてビニール袋に入れて漬け液、というか飴のようにドロリとしたそれを塗りたくり、昆布も入れて冷蔵庫で1晩置くと、しっかり水が出てて漬かってるっぽい。
丸1日漬けて食ってみた。いい歯ざわりで漬けものっぽい。西利に比べると塩っぱいだけやが、まあ美味い。何より歯ごたえがいい。ごはんが進む。やばい。
1週間ほどで食べてしまったんで、2回目の仕込み。砂糖はがっつり必要らしいんで、今回は元のレシピ通りの割合の、砂糖:500g、酢:大匙3杯、塩:大匙2.5杯を、いらん気がしたんで煮立たせずに混ぜるだけ。それと、旨味を付ける実験で、試しで塩麴のみを塗りたくったのとの2種類。大根の葉の炒めたのも美味かったんで、今回も葉付き。

レシピのやつは前より水の出がいい気がする。若干旨味が増えた。塩麴はほとんど味がしないが若干の旨味。レシピのに塩麴を足すとちょうどいいのかも。
いやあ思った以上にお手軽で美味い。定番が増えた。