近況

なんだかコロナ禍だけでももうお腹いっぱいって状況やのに、ロシアがウクライナに攻めたり、それがEU、アメリカとの代理戦争化してたりで、ややこしい非日常が続いてんなあ。

そんな中、相変わらずでGo Walk!をやり続けてる。とりあえず「通るやつ!」を念頭に、色んなバージョンを作っては試すを繰り返してるが、コースがそれなりの距離がいるってのもあるが、カクカクのポリゴン草木とかポリゴン地面はちょっとなあで、技術的アプローチを試しつつも、その分をついつい盛ってしまうんで、いまだ負荷的に「いけそう」な感じにならない。難儀やな。

そうしてここんとこ、長文の英語マニュアルやらフォーラムやらを翻訳して内容をまとめてデモを作って検証しては徒労に終わる、という事が繰り返されてて、いい加減モチベも枯れつつある状況だったりするんで、趣向を変えて、この2年ほどのスキルアップの確認も兼ねて、前から考えてたネタで、梅田地下街と、松林図屏風をやってみた。

梅田の地下街は、前から3Dマップ化を考えてて、梅田ダンジョンとしてネームバリューあるし、大体の新しいビルや商業施設と連絡してたり、何なら一部分になってるんで、バーチャルショップやナビガイドとかの実用コンテンツもいけるやろし、空間を生かしたゲームやレクレーションコンテンツもいけるやろと。なので、その内どっかがなんか出してくるやろなあ、と思ってたが、パテントなのか活用価値がそんなにwなのかは分からんが、知る限りでは今時点、その手の物をまだ見かけない(一部的なコンテンツはあるっぽいけど)。なので、取りあえずモデルを作ってみようかと。

Googleマップをベースに、地下通路を貼ったのを下地に、ProBuilderでCubeを延ばして通路を作り、裏返すという段取り。

天井の高さや勾配は無視して、取りあえず通路をつなげた。途中延ばした先をつなげるのにポリゴンの貼り方等を調べたが、いや簡単で作りやすいなProBuilder。

手持ちのPolygon FPSを入れてFPS化の検討。

柱や階段を置いたり、店舗を配置したり、地上口に部分造作したりと、いくらでも詰めて行く方向は無限にあるなあ。取りあえずで空間はえいやっと1日あればできそう。メタバース化してオープンだけして日々成長させるとか、色々妄想は膨らむが、今日は作業確認だけなんで、色々したくなる欲を抑えてここまで。

そして松林図屏風。これはもうずっと前、初めて実物を見た時に、本当にこの森の中に迷い込んで出てこれないんじゃ無いかと想像してぞっとした感想のまま、置いてある屏風を見てたらいつの間にか森の中に迷い込んでました、というVRにしたい。

前に入手したまま放置状態の屏風画像があるが、調べたら高精細の画像がネットにあったんで、改めてダウンロード。屏風を作ってテクスチャとして貼って、松の素材を配置してフォグをかける。

おおおおお。かなりイメージ通りで震えるw。とここまでMacでやってたが、VRにできへんがなと、PCにスイッチ。

プロジェクトを引き継ごうかと思ったが、前にMacからWinに持ってったら色々おかしくなって結局壊れたんで、大した労力でも無いんで1から作り直し。

といっても2回目は簡単。画像をテクスチャ用に整えて、Pro Builderで屏風を作って、テクスチャを貼って、テレインに松を植えたらシーンは完成。

今回はUnity 2020なのでXR Plug-inでOculusをチェックして、Oculus Integrationを入れて、OVRCameraLigをシーンに置いて、配置をいい感じにして、と、ここまで1時間ちょっと。

後は、シーン切り替えのスクリプトを書く。最初は、向かい合わせの屏風があって、交互に見てる内に屏風は消えて、いつの間にか松林にいる、って感じで考えてたが、いざやってみると原寸で作った屏風が思いのほか小さく、なるほど実物を見た時は目線が真ん中になるように展示してたなあ、と視点を下げてみたが、どうにも屏風は地面に無いと落ち着かないんで、途中ででかくすることに仕様変更。そうして出来たのがこちら。

毎度VRの宿命、映像で見るとイメージが全く変わってしまうなあ。まあほぼイメージ通り。

切り替えのフェードの時間やタイミング、屏風の距離とか照明の調整とか、この時点でやりたいことはもろもろあるが、まあこれも課題なんでここまで。

最後Go Walk! フリーウォーク版で松林をウロウロさせるつもりやったが、なぜか設置したGo Walk!システムが歩き出すと飛んで行ってしまうバグが直らなかったんでタイムアップでキャンセル。その内Go Walk!シリーズとしておまけ的なコンテンツにしたいなあ。

とりま、ずっと考えてただけで放置してたネタが作れたんで満足。

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