やっと落ち着いてきた

新入社員研修終了からほぼ1月経った。もう何もする気が起きずにひたすら家でゴロゴロとしてた。ようやく落ち着いてきた気がする。

いやあ長かった。永遠に終わらないんじゃないかと思う半年だった。

VRがほぼ完全に収束した感の昨年の夏終わり、さてどっしようかなあ、と倦ねていたところに舞い込んだ講師話だった。まあ半年くらいいっかあどうせヒマだしなあ、と気軽に請けたあの時に戻れるならば全力で止めたい。

PHPの講師だっていうんで話を聞いたらJavaでって言う。ちゃんと講習もあるし、受講中もギャラが出るってんで、まあPHPよりJavaのが市場の案件単価もちょい高いし、この機会に習得しとくのもいいかー、ってのと、VRの開発者育成で3年くらい前にUnity講座をやったが、自分の講師スキルが全然ダメダメで結局止めた、ってのがあったんで、まあ10年以内にまたVRが来るだろうから、念のために講師スキルも身に付けとくのもいいか、っていう意味でも渡りに船かと思った。

仕事で10年ちょっと前に何回かと、商業VR施設の視察に去年行った程度の東京に、この歳になってから3ヶ月の出張、ってのも、物見遊山気分で後押しした。

結局、3ヶ月のJava習得講習かと思ったら、習得は新人研修でやる講座内容を1ヶ月で、しかもその半分以上はコンピュータやネットワーク、開発関連の内容で、Javaに関しては実質2週間程度、そしてその他、講習の大半は、立ち居振る舞いだのマナーだのスピーチだの言葉遣いだの評価だの観察だのと、よくメディアに流れる新人研修にありがちな講師像をやるための講習。聞いてねえよ。またこの内容が洗脳的で独善的で胸クソ。

そんなんで途中何回と辞めようと思ったが、なんで負けた感で嫌がるかねえ。プロセスがきっちり決まってる事がクリアできない事を許さないというめんどくさい性分なんで最後まで行ってしまった。

しかし、40代から体力的に色々キツいんで水土日の週休3日制にしてた身としては、そうした精神的に浸食される内容に加えて、それが月金9時18時のビッチリさで、しかもビジホ住まいで毎週帰阪だったんで、軽く死んだ。

その上、ほぼほぼ全期間コロナと重なる。東京の3ヶ月は徐々に感染が拡大していくストレス。その後の2ヶ月ちょいの新入社員研修は地元に決まって一安心(そうでなかったら辞めてたんでどっちがよかったのか…)と思ったら、帰って早々の緊急事態宣言発令、都道府県をまたぐ移動の制限、外出自粛。そんな状況下での9時から18時の(日によるが)1日中しゃべりっぱなし。しかも急遽のオンライン研修っていうううう。途中からずっと「これなんて罰ゲーム?」感しか無かった。

ちょっと安請け合いして地雷踏むって状況が歳と共に増えてる感があるが多分これは体力がへつられてきたからの地雷化なんやろうなあ。したたかに生きたい。

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